Partly cloudy with rain

奈落の底からサラリーマン。何とか部長をやってます。

インチキ

喉がとにかく痛い。

同居人は、我が家のボロ古民家の2階へ避難。

貧乏だからこうなのだが、この暑さ。

電気代が怖い。だから2階を優先してエアコンをつける。

二階建ての二階は尋常じゃないくらい熱を溜める。

だが1階2階でエアコンを慎ましくも使う経済力はない。

わたしは茹だる暑さの中、咳と焼けるような喉の痛み、そして腰痛と闘う。

咳をすると信じられないほど腰が痛い。

倒れなようにしなきゃ。

そして痛くて苦しい。

#新型コロナ#電気代

 

焼けるような激しい痛み

新型コロナに罹患したようです。

先週の金曜日会社の連中が3人立て続けで罹患。

わたし、人が少なくなった分頑張りました。

「ん!!?喉が痛いなぁ」

総務から抗原検査キットをもらう。

結果は陰性。

金曜、午前から午後。

どんどん悪くなる体調。

土曜日。

熱が少しある。近所のドラッグストアで抗原キットを買ってきた。

抗原検査キットって高い。上手いもん食えるくらい。

結果、陰性。

なんだか怪しい。

喉の痛み、鼻水、咳、発熱。

オミクロン株の症状と一緒。

こうげんきっとも高いから無駄に幾つも買えない。

日曜日。

熱が38.8℃。

喉の痛みが尋常じゃない。

焼かれてるみたい。

唾が飲み込めない。咳が出るが、喉の痛みで咳をするのも辛い。

痰が絡む。埋まっている気道を痰が塞ぐ。

苦しい。

こんなに苦しい思いは今までにない。

抗原キットの結果は陽性。

精度、悪過ぎない?

同居人はワクチン接種を一度もしていない。

だから心配だ。

 

アカオチ

絶望の写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー ...

一般の房に戻ってきた。
右腕はまだパンパースでぐるぐる巻き。
肘も指も動かない。
もう二度と動かないかもしれない。
ただ、先生のお陰で腕を切断することはなかった。
そしてずっと寝たきり、車椅子だったので足が痩せ細ってしまい自力での歩行が難しくなった。
わたしは控訴をしなかったので刑が確定した。
これからは受刑者として生きていかねばならない。
刑務官から受刑者になったこと、アカオチのことなど話を聞いた。
そして受刑者特有の囚人服を着るようになった。
ねずみ色の上下と緑色の上下。
これから先、出所するまではこの色の服を着ることになる。
生活ルールも受刑者ルールになる。
未決勾留者、被告人とは違う厳しいものとなる。
そしてここは拘置所
このまま拘置所で生活することもあり得るが、多くは日本全国どこかの刑務所に移送されることとなる。
刑務所はいくつかの種類に分かれる。
初犯で軽微な者が入る刑務所。
再犯(累犯)暴力団関係者、長期の者が入る刑務所。
細かくはもっと細分化されているがここでは割愛する。
などと知ったふうに書いているが、そのときはこの先どうなるのか、どこかに送られるのか、聞いたって教えてくれない、そもそも聞く権利も聞く自由も奪われたのだ。

そして未知の不安が増していた。
また、このときになると、嫁からの手紙は届かなくなる。
わたしが毎日書いても・・・・

Break time【野郎の料理】

 

見た目が悪いぞ!野郎の料理。

昨夜は寒かったから在庫

トマト缶を使ってポトフにしました。

そのあまりがあったので、本日のお昼は、

①フライパンでお湯を沸かす

②沸いたらパスタ投入

③塩、小さじ2杯

④茹で上がったら邪魔だっ、お前なんか

⑤ザルにあげる

⑥空いたフライパンにオリーブ油をしこたま投入

⑦チューブのしかないけどニンニクをブリブリブリッと

⑧タカノツメもないからタバスコをサッサ、サッサ

⑨頃合いまで炒める

⑩パスタ投入。

そしてこの汚い盛り付け。

しかし美味かった!

 

弁護士はキライだっ

Rootport💰🍹🍑 on Twitter: "『大災難P.T.A.』の冒頭3分の ...

日本は三審制を敷いているので判決に不服があれば

高裁で再審を訴えることもできる。
だが、新たな証拠なりがなければ状況が変わることは

ない。
ただ未決勾留の日が増えるのみ。
未決勾留日は実刑罰の日程から引かれるが、100%引かれるわけではないので無闇に拘束される時間が増える

だけだと弁護士に説明された。
そして弁護士はこう言った。
「この判決は覆られないので控訴するなら別の弁護士に

頼んでください」と。
今はそれはそうだろうと考えられるが、その時点で

弁護士が嫌いになった。

“弁護士なんて信用できない人種だ”

その後も色々と弁護士という名の人種と接点を持つことになるが、

今でも信用できない嫌いな人種であることに変わりない。

昔観た映画のセリフを思い出した。
「あんた、詐欺師か?」
「近いね、弁護士だ」

結審

刑事裁判の手順~すべての手続きを終え、裁判官は判決を言い渡す ...

判決は5年だった。
死んだ親父のことを考えれば5年でも短いかもしれない。
というよりもわたしの犯したことは時間の経過では拭え

ない。事実だけが残る。
傍聴席の嫁は黙って聞いている。
父親殺し。
子供たちにも、嫁にも嫁の両親、親族にも「人殺しの奴」が親族にいるのだ。
特に子供たちへの影響。
まだ2人とも小学生。
判決を受けたときには、こんなことを考える余裕も

なかった。でも消えない事実だ。
法治国家である日本での判断。
わたしの存在自体がもはや迷惑なのだ。
消えてしまいたい。死んでしまいたい。
検事と裁判官にいろいろ言われた気がする。
「何が分かるのか…」
死んで親父とお袋のところに行きたい…
身勝手に見えるかもしれない。人でなしに見えるかも

しれない。
けど、親父への申し訳なさ、嫁や子供たちへの申し訳

なさ。
取り返しがつかないことは分かっている。

親父を殺してしまった。

そしてわたしも日本の社会から

死んだ。

家族にただ残るのは、“家族に人殺し”がいること、重荷を与えてしまったこと。

判決まで

それまで弁護士の面会やらがあったが、状況は悪くなる一方だった。

嫁の面会もあった。

おそらく私がこんな状態で面会謝絶状態だったので、足を運んでくれても

空振りに終わる日もあったろう。

面会ができる算段となってもわたしは白い装束、右腕はなんだかグルグル巻き。

そして何本もの点滴を引き連れ、車椅子姿。

どこまでも迷惑をかける野郎にわざわざ面会に来てくれた。

 

親父の旧知の友達も面会に来た。

親父が子供のころからの付き合い。ずっと友達なのだ。

もちろんわたしも知っている。

結婚をしたときにも仲人になってもらったほど。

その夫婦も面会に来てくれた。

もう親戚づきあいのようなものだったが、おじさんの心中は計り知れないだろう。

わたしに向かって「大丈夫だ。大丈夫だ。」と繰り返し言いながら涙を流していた。

おばさんはアクリルごしにわたしを見て押し黙ったままだった。

辛かった。