Partly cloudy with rain

奈落の底からサラリーマン。何とか部長をやってます。

Break time(鎮守様への初詣なのだけど)

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年が明け、初詣に出かける。

わたしには、もう親も家族もいない。

兄弟も親類縁者もいない。

そうなってから頼ったりお願いするのは、神様になる。

宗教観があるでない。信心深いわけでもない。

でも何かがあると神様にお願いをしてしまう。

「お願い」ばかりをするのはいけない、と思う。

だから日々、時間があるときは近くの鎮守の神様にご挨拶をして

少しのお願いをする。

行けるときはいつも。土日の休み、ふと空いた午前中。

近くの鎮守様は、かなり寂しい。

日々、詣に来ている人も稀。

人気もない。だからお清めの水も出ていない。

いつもは鎮守様の扉も閉じている。

でもいいのだ。

わたしはとても好きな場所。

一礼をして鳥居をくぐる。

境内の端っこを歩かさせてもらう。80mほどあるだろうか。

心地よい距離。

歩き、見上げれば、鬱蒼とした木々。

雨が降っていても濡れないかもしれない。

そして鳥居をくぐると空気が変わるのだ。

言ってはなんだが、寂れた神社。

だが、空気感が変わる。空気が美味しくなる。

深呼吸をする。

どんな季節でもとても清らかな空気を吸える気がする。

だから好きなのだ。

昨年、わたしと相棒の猫のために越してきた知らない土地。

そこの鎮守様。

 

鎮守様に着いた。

一礼をする。

少しのお賽銭をする。

1円玉、5円玉、そして10円玉。

3枚をお供えする。

何かの記事に書いてあったのだ。これがいいと。

よく分からないが鈴を鳴らす。

深く2回お辞儀をし2回、手を叩く。

住所と名前、年齢を言い、いつものお礼、そしてお願いをする。

一礼をして終わる。

いくつもの神様が集まっているのでそちらにもご挨拶をする。

 

これがいつものルーティーン。

元旦である今日もそうする。

。。。しかし、鳥居をくぐろうとした時、けたたましく大きな音がする。

「自○党、○○です。おめでとうございます。がんばります。どうぞよろしくお願いします」

街宣車だ。

静かにこの空気感を味わいたかった。

元旦だから人も沢山いる。けれどうるさくしている人などいない。

人が集まっているから来ているのか?

元旦から怒りを覚えるのは良くない。

しかし、不条理、少し考えれば分かるはずなのに。。。



選挙。

わたしはしばらく選挙権がなかった。

だから、復活してからは必ず投票行為をしているし、自分なりに吟味して入れている。

そして今の政治家、与党にも怒りを覚えている。

自○党には、絶対に投票しない。

気持ちが強く残った。